残業代の代わりに、2時間ごとに「交通費」の名目で少額の手当? 

[記事引用] 2018.6.25付日本経済新聞朝刊に、韓国の残業代支払い事情についての記事が掲載されていた。
記事は、サムスンの例を紹介しているが、韓国企業はサムスンの人事・賃金制度を参考にするほど影響力が大とのことです。

記事タイトル:サムスン、10分単位で残業代 働き方改革加速
記事本文:韓国サムスン電子は7月から残業代の支払い方法を抜本的に変える。勤務時間に合わせて10分単位で残業代を払う仕組みに改める。2時間ごとに「交通費」の名目で少額の手当を払う仕組みは撤廃する。(中略)
 韓国では労働基準法の改正に伴い、現在は週68時間まで認められている労働時間の上限が7月から52時間に引き下がる。現在は1日連続8時間を超えた労働について、2時間ごとに千数百円を「交通費」として払っている。
 土日の勤務に対しては割増賃金を払っているものの、平日は勤務時間を細かく計って残業代を払う仕組みがなかった。午後10時を超える勤務については、時給の50%を割り増しした金額を払う新たな仕組みも7月から導入する。
 韓国企業は、サムスンのように月給に一定の残業代を含めているケースが多い。時間単位で残業代を算出する制度はほとんどなく、あっても形骸化している企業が多いとされる。韓国企業はサムスンの人事・賃金制度を参考にしており、同社の仕組みが韓国経済界に広がる可能性がある。(後略)(2018.6.25付日本経済新聞朝刊記事から)


[編注、コメント]
近くて遠い国。韓国に習ってわが国の労働法制改正を検討する話は、ほとんど聞かないが、今日本でも議論になっている時間外労働規制のこともあり、関連記事に目が止まった。
しかし、、、、
ところ違えば、慣習も違うものだ。



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