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令話2年度労働審判件数が3907件、過去最高! 

「苦情処理・相談」
令話2年度労働審判件数が3907件、過去最高!

 2021.10.4付け労働新聞3323号の掲載記事は、最高裁判所公表の令和2年度の司法統計を引用して、令和2年の労働審判事件の新受状況等の概要を報じている。
同記事によると、その概要は以下のとおり。

 「最高裁判所事務総局は令和2年度の司法統計をまとめ、地方裁判所が新規に受け付けた労働審判の事件数が3907件と、制度創設以来過去最高になったと発表した。
 2年度の事件の内訳は、地位確認(解雇等)が1853件で前年度比252件(15.7%)増の大幅増となった。賃金手当等(解雇予告手当を含む)は1501件で33件(2.2%)減、退職金は66件で28件(29.8%)減、その他(金銭目的以外)は62件で31件(100.0%)増、その他(金銭目的)は425件で20件(4.9%)増だった。

 労働関係の第一審通常訴訟も3960件で、平成4年以降過去最高の数字となっている。内訳は賃金などの金銭目的が2931件で189件(6.9%)増、地位確認など金銭目的以外が1029件で156件(17.9%)増となった。金銭目的以外の過去5年間の数値は、平成28年度が934件、29年度が951件、30年度が898件、令和元年度が873件となっている。」(途中を一部省略)




労務安全情報センター
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