月100時間を超える違法な時間外労働のある事業場!2015年
厚生労働省は2015.1.27、昨年(2014年)11月に実施した「過重労働解消キャンペーン」における重点監督の実施結果を取りまとめ公表した。
【重点監督の結果】
1.重点監督の実施事業場:4,561 事業場このうち、3,811事業場(全体の83.6%)で労働基準関係法令違反あり。
2.主な違反内容
(1) 違法な時間外労働があったもの 2,304 事業場( 50.5 % )
うち、時間外労働※1の実績が最も長い労働者の時間数が
月100時間を超えるもの : 715事業場(31.0%)
うち月150時間を超えるもの: 153事業場( 6.6%)
うち月200時間を超えるもの: 35事業場( 1.5%)
(2) 賃金不払残業があったもの: 955 事業場( 20.9 % )
(3) 過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの: 72 事業場( 1.6 % )
[編注、コメント]
もっとも長時間労働であった労働者についてのデータとはいえ、月100時間を超える時間外労働のある事業場の割合が異常に高いことに驚く。現行法制(時間外労働規制)が機能しきれていないことが伺える結果!!なのだろう。
労務安全情報センター
http://labor.tank.jp

【重点監督の結果】
1.重点監督の実施事業場:4,561 事業場このうち、3,811事業場(全体の83.6%)で労働基準関係法令違反あり。
2.主な違反内容
(1) 違法な時間外労働があったもの 2,304 事業場( 50.5 % )
うち、時間外労働※1の実績が最も長い労働者の時間数が
月100時間を超えるもの : 715事業場(31.0%)
うち月150時間を超えるもの: 153事業場( 6.6%)
うち月200時間を超えるもの: 35事業場( 1.5%)
(2) 賃金不払残業があったもの: 955 事業場( 20.9 % )
(3) 過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの: 72 事業場( 1.6 % )
[編注、コメント]
もっとも長時間労働であった労働者についてのデータとはいえ、月100時間を超える時間外労働のある事業場の割合が異常に高いことに驚く。現行法制(時間外労働規制)が機能しきれていないことが伺える結果!!なのだろう。
労務安全情報センター
http://labor.tank.jp

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