外国人技能実習実施機関の悪質違反「残業割増時間給が300円」!! 

外国人技能実習実施機関

(平成28年監督実施結果)
 厚労省が公表した「外国人技能実習生の実習実施機関に対する平成28年の監督指導」結果によると、
1 監督実施済み5,672事業場(実習実施機関)のうち、労働基準関係法令違反が認められたのは4,004事業場(70.6%)。主な違反は、
第1位・労働時間(23.8%)、
第2位・使用する機械に対して講ずべき措置などの安全基準(19.3%)、
第3位・割増賃金の支払(13.6%)の順。

 違反の中でも、残業割増賃金を支払わず(というより)契約基本賃金の時給単価以下の残業単価を支払っている「悪質な事例」(下記事例1、2、3参照)が目を引く。

(1) 時間外・休日労働に対しては、実習1年目は時間単価が300円、2年目は400円、3年目は450円の支払とし、法定の割増率以上で計算した割増賃金を支払っていない。
 監督後の措置→8名に総額約800万円が支払われた。

(2)時間外・休日労働に対しては、実習1年目は時間単価が350円、2、3年目は450円の支払としている。(裏メモで処理)
 監督後の措置→技能実習生17名に対し、不払となっていた割増賃金、総額約2,400万円が支払われた。

(3) 賃金支払日に立入調査を実施し、賃金台帳上は最低賃金額以上の賃金が支払われているものの、事業主による隠ぺいが懸念されたため、勤務中の技能実習生に直接、賃金額を確認したところ、支払いは月額5万円にみ。さらに確認を進めたところ、時間外労働の時 間単価が400円~550円で計算されていた。
 監督後の措置→技能実習生4名に対し、最低賃金額に満たない賃金及び不払、総額約520万円が支払われた。

2 なお、1のうち、重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検処分を受けたのは 40件。

外国人実習生監督結果28(参照)
厚生労働省「外国人技能実習生の実習実施機関に対する平成28年の監督指導、送検等の状況を公表します」

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000174090.html

【別紙】外国人技能外国人技能実習生の実習実施機関に対する監督指導、送検等の状況(平成28年)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11202000-Roudoukijunkyoku-Kantokuka/0000174260.pdf



労務安全情報センター
http://labor.tank.jp
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