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技術革新(AI 等)による職業の代替可能性 

技術革新(AI 等)の労働に及ぼす影響
(職業の代替可能性)



 グーグルのAI囲碁ソフト「アルファ碁」の強さに衝撃を受けたのもつかの間、その後もAI囲碁ソフトの進化はやまない。
 将棋、チェス、囲碁などゲームの世界に限らず、AIによる技術革新は、人間社会・労働の現場に劇的な変化をもたらすことの必定を予感させる。
 なかなか将来予測は、難しいところもあるが、関連情報のポイント、ポイントを後追い追跡して行きたいと思う。
 まず、第1弾であるが、先日開催された厚労省の労政審基本部会での議論(というよりヒヤリング)から。

 以下は、厚労省労政審基本部会「技術革新(AI 等)の動向と労働への影響等について」(H29.12.5開催)におけるヒヤリング資料「AIと共存する未来〜AI時代の人材〜上田 恵陶奈氏の資料から」の抜粋(要約ではありません)です。
 なお、同資料の詳細は、下記URLから直接参照してください・
 → http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000186905.pdf


職業の代替可能性

1 20世紀は「ロボットが製造業を自動化」し、21世紀は「AIがオフィスを自動化」する

職業の代替1
  図は「AIと共存する未来〜AI時代の人材〜上田 恵陶奈氏の資料から

2 複雑で高度な業務であっても、コンピュータ化が可能になる

職業の代替2
  図は「AIと共存する未来〜AI時代の人材〜上田 恵陶奈氏の資料から


3 AIやロボットによる代替
(人工知能等で代替できる可能性)

 必ずしも特別の知識・スキルが求められない職業に加え、データの分析や秩序的・体系的操作が求められる職業は、人工知能等で代替できる可能性が高い
 抽象的な概念を整理・創出するための知識が要求される職業、他者との協調や、他者の理解、説得、ネゴシエーション、サービス志向性が求められる職業は、人工知能等での代替は難しい。(この項、野村総合研究所レポート(2015年12月公表)から)


4 AI時代の組織と人事

 「人の評価は多軸化し、個人が得意とする能力を、個別に加点評価するようになる」
 ○ 総合職(OJTで育てる地頭の良いエリート)を減点主義で評価する時代は終わる
 ○ 人ならではの能力を個別に(評価の多軸化)、加点主義で評価する、エキスパートの時代になる
 ○ ピープル管理と、業務管理を、違うマネージャーが担うこともあり得る


(参考)レポート Arntz et al. 「The Risk of Automation for Jobs in OECD Countries: AComparative Analysis」(2016年6月公表)
には、つぎの分析記述もある。
 「教育水準や所得水準が低い労働者の仕事の方が、自動化リスクが高く、技術革新による失業よりも、潜在的な格差拡大や職業訓練に注意を向ける必要性がある。」


 [編注、コメント]

 技術革新(AI 等)による職業の代替性について関心が集まっている。
 なかなか将来予測は、難しいところもあるが、関連情報のポイント、ポイントを後追い追跡して行きたいと思う。



労務安全情報センター
http://labor.tank.jp
labor100-75.jpg
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