FC2ブログ

副業・兼業の労災認定(議論の着地点) 

副業・兼業の労災認定
 2019.12.10労政審労災保険部会で、複数就業者(副業・兼業の場合)の労災認定について、今後の取扱について重要な方向性を明らかにする資料(論点整理案)が示された。

参照資料
複数就業者に係る労災保険給付について
(これまでの論点整理について)(案)

https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000574648.pdf

 当該論点整理の核心部分は以下のように、労災保険上の救済と労基法上の労災補償責任(民事責任と連動する)を分離して取り扱う点にある。



論点1 見直しの方向について【79-1-1】
複数就業者について、それぞれの就業先の負荷のみでは業務と疾病等との間に因果関係が見られないものの、複数就業先での業務上の負荷を総合・合算して評価することにより疾病等との間に因果関係が認められる場合、新たに労災保険給付を行うことが適当


論点3 労働基準法上の災害補償責任について【79-1-1】
それぞれの就業先の負荷のみでは業務と疾病等との間に因果関係が見られないことから、いずれの就業先も災害補償責任を負わないものと整理することが適当
○ なお、一の就業先における業務上の負荷によって労災認定できる場合は、現行と同様、当該就業先における労働災害と整理することとし、当該就業先に災害補償責任があり、他の就業先には災害補償責任はないこととすべき。


[編注、コメント]

 いよいよというべきか。
 労基法と労災保険法の関係性が薄れていく。



労務安全情報センター
http://labor.tank.jp
labor100-75.jpg


関連記事
スポンサーサイト



コメント:

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://labor2.blog.fc2.com/tb.php/944-bea5c19d