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日本のアニメ制作現場の実態 

 なかなかアニメ制作の実態はわからないことが多い。
 労働条件の面から見ると、これが、日本でも有数のフラックらしい。
 ここでは、最近、日本経済新聞で取り上げられたアニメ制作の実態に関する記事の中から、日本のアニメータや制作会社が置かれた実態について記述された部分を紹介します。

 (箇条書き等は編集の便宜上つけさせたいただきました。)


1 2019年の調査では、日本で正社員として働くアニメーターは14%にとどまる。大規模な一部の制作会社を除き、半数以上が委託契約のフリーランスだ。(2020.3.25日本経済新聞朝刊記事から)

2 日本には260社弱の制作会社があるとされるが、帝国データバンクによると、赤字のアニメ制作会社の割合は18年に3割を超えた。過去10年で最高で、倒産や解散も過去最多だった。ある制作会社の幹部は「請負単価は減り続け、人手不足で業況を拡大できない悪循環。1人でも抜けると仕事を受注できず赤字になる会社が多い」と話す。乏しい経営環境は業界の成長力をそいでしまう。原画を担当する都内の40代男性は「オフィスが無いので自宅で作画して、社員の人が車で回収に来る。孤独だし生活できずに辞める人も多い」と話す。「昔より精緻な絵が求められ手間がかかるのに、1枚数百円なのは変わらない」と嘆く。(2020.3.25日本経済新聞朝刊記事から)

3 制作委員会
日本アニメの制作は、製作時に複数から資金を募る「制作委員会」方式が多い。
契約は作品ごとになされる。利益は広告代理店、テレビ局、出版社、玩具会社などが出資する制作委員会のものとなり、作品がヒットしてもアニメ制作の制作会社には還元されない。



労務安全情報センター
http://labor.tank.jp
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